X-T1 写真工場

写真の撮り方とミラーレス一眼の使い方がわかるブログ

重さ800グラムの小型三脚「ベルボン ULTRA 350 KS」を格安購入

ベルボンの小型三脚「ウルトラ 350 KS」を入手

つい先日の土曜日、外付けHDDの価格を調べるために近所の家電量販店(ケーズデンキ)に立ち寄ったところ、以前から欲しかったベルボンの小型三脚「ULTRA 350 KS」が半額近くに値引きされているのを発見。在庫はまだ2台ほどありましたが、この土曜日曜で売り切れてしまう心配があったので、即購入することにしました。

ちなみに価格は、通常税込みで約8,000円のところを税込4,980円という激安価格。さらに安心パスポートの8%の値引きされたので税込4,581円でした。

セット内容

箱に入っていたのは三脚本体、専用ケース、説明書、それとこの画像には写っていませんがクイックシューのネジを回す金属プレートです。

雲台・クイックシュー

雲台は上に伸ばすことはできません。雲台の交換や取り外しもできません。

カメラの固定はクイックシュー式です。クイックシューのカメラ固定ネジは大き目なので手でもある程度締められますが、やはり、手で締めるとカメラが動いてしまうので、なるべく付属の金属プレートやコインを使った方が良いでしょう。

脚の出し入れ方法

この三脚の最大のメリットは脚の出し入れが素早くできるところです。普通の三脚は脚を伸ばしたり縮める時に、脚の継ぎ目にあるレバーや締め付けネジを一つ一つ操作して脚の固定や解除をしますが、この三脚は脚の先端だけを左右に回すだけで、その脚のすべての固定と解除ができるので脚の出し入れがもの凄く早くできます。

この三脚の先端を回すだけで一度に4カ所の固定と解除ができます。もちろん、脚の中間地点を回して部分的に固定したり解除することも可能です。

重心バランス

脚を一番短くした状態にしてX-T1+XC50-230mmF4.5-6.7 OIS Ⅱを取り付けましたが、このレンズはプラスチック製で軽量なので重心バランスはそれほど悪くありません。あまり丈夫な三脚ではありませんが、小型の一眼カメラ+軽量レンズの組み合わせなら問題なしだといえます。

大きさの比較

SLIKの三脚「エイブル400DX-LE」と比較すると、このベルボン「ULTRA 350 KS」の小ささがよくわかると思います。

~ 実際に使ってみる ~

クイックシューの大きさは42mm×42mmで X-T1 には十分な大きさです。

X-T1にクイックシューを取り付けたところ。クイックシューのネジは手でも締められますが、やはり手では不十分なので付属の金属プレートやコインを使った方が良いでしょう。

この三脚はハンドルひとつで上下だけでなく左右回転の調整ができるので便利です。※通常の三脚は上下にしか動きません。

傾き(水平)の調整はこのストッパーを緩めて調整します。左右どちらにも90度傾きます。

こんな小さい三脚で何を撮るの?と思うかもしれませんが、小型三脚はマクロレンズで接写する時などになかなか便利です。ちなみに、雲台の下に見える緑色の物体は「水準器」です。

備考・その他

この三脚「ウルトラ350KS」はケーズデンキとのコラボ商品ですが、販売終了になってしまったようでネット通販の商品一覧からは消えてしまっています。

また、同じような三脚がアマゾンでも販売されているようですが、こちらも現在は在庫切れになっているので、新品が欲しい方は早めに購入した方が良いでしょう。

※ベルボンでは「P-MAX」という商品名で販売されていましたが、こちらも現在は販売終了となっています。

www.velbon.com

END