X-T1 写真工場

写真の撮り方とミラーレス一眼の使い方がわかるブログ

撮影テクニック

『月の撮り方』完全マニュアル ~ 超望遠1600mmの世界へようこそ ~

もくじ 月の撮影は難しい? ~ 基礎知識 ~ ①月は明るい ②月の動きは速い ③月は意外と近い ~ 月の撮り方 ~ 1.望遠レンズを用意する 2.三脚にカメラをセットする 3.ISO感度をセットする 4.撮影モードをセットする ~ 絞り優先モード(Aモード)につ…

一度使ったらもう手放せない「単焦点レンズ」の正しい使い方

XF35mmF1.4 R(絞り値F1.4開放) 単焦点レンズとは? 焦点距離が固定されているレンズのことです。何本ものレンズを一本でカバーするズームレンズの便利さはありませんが、いろいろとメリットが多いレンズだといえます。 ちなみに、管理人は「XF35mmF1.4 R」…

晴れた日に大活躍する撮影テクニック「日中シンクロ」のやり方

日中シンクロとは? 日中シンクロとは、自然光とストロボの光をミックスさせる撮影テクニックのことで、屋外でのモデル撮影や集合写真の撮影でよく使われます。 おそらく、みなさんも学校や観光地での集合写真の撮影で、一度は経験しているではないでしょう…

【撮影知識】知っておきたい晴れた日の撮影の重要ポイント

一番写真が撮りやすい天気は? 天気にもいろいろありますが、みなさんが一番写真が撮りやすいと感じるのはどんな天気ですか? 好みは人それぞれだと思いますが、やっぱり多くの人が「晴れた日が一番撮りやすい」と答えるはずです。 確かに、晴れた日は快適に…

ISO感度は?WBは?工場地帯の夜景を撮影するための8つのポイント

絞り:F10、シャッター:5秒、ISO:500 夜景の撮影は難しい!? 「夜景」の撮影と聞くと何となく難しそうな印象がありますが、実際にはそれほど難しくはありません。いくつかの重要ポイントさえ押さえれば誰にでもきれいな夜景を撮影することができます。 夜…

【料理撮影】ステーキ肉を美味しそうに撮影しよう!

フライパンで焼いているステーキ肉を撮影 今回は自宅のキッチンのフライパンで焼いているステーキ肉を撮影してみます。 仕上がりイメージはファミレスのメニューに登場するような美味しそうなステーキ写真ですが、はたして自宅で撮影できるでしょうか。 準備…

【写真の基本】レンズのボケとは?(XF35mmF1.4 R)

レンズのボケとは? ボケというはピントが合っていない部分に発生する「像のぼやけ(にじみ)」のことです。焦点距離により大小の違いはありますが、どんなレンズにも必ず発生する現象です。 ボケの効果 ボケの効果にはいろいろありますが、おもな効果は以下…

シャッター速度による水の動きの違いを極める ~ AIモード撮影 ~

シャッター速度による水の動きの違い 今回は、シャッター速度による水の動きを確認するために、絞り値を F5.6 に固定してシャッター速度は「AUTO」に設定、ISO感度を1段ずつ上げながら渓流の水の動きを撮影しています。 この撮影方法は、絞り値を優先して撮…

【撮影の基本】晴れた日の撮影が難しい理由とは?

良く晴れた日の写真撮影は難易度が高い 意外に感じるかもしれませんが、実は、ピーカンと呼ばれるような「良く晴れた日」の写真撮影は曇りの日よりも難易度が高くなります。 なぜかというと、よく晴れた日というのは太陽光が直接あたる明るい部分と、日陰に…

【商品撮影】フィギュアの「影」を内蔵ストロボやフラッシュで消す方法

内蔵ストロボ・フラッシュは「影」が出来る? デジカメに内蔵されているストロボやフラッシュは、暗い場所での撮影に重宝しますが、被写体やその背景に盛大な黒い影が出てしまい、写真の雰囲気を壊してしまう場合があるので、使い方には注意が必要です。 天…

【写真の基礎】写真の印象は「背景」で決まる

写真の印象は「背景」で決まる 写真の内容は主役で決まるものですが、写真の印象は「背景」で決まるといっても過言ではありません。 たとえ主役が同じでも背景が「白」か「黒」では写真の印象は大きく変わります。ですので、何を撮影する場合でも背景の色に…

絞り開放はなぜNG!?ミニカー写真の撮影は被写界深度が重要

ミニカー写真は被写界深度が重要 ミニカーのような小さなものを撮る場合に重要なのは「被写界深度」です。 「被写界深度」とはピントが合っているように見える範囲のことで、絞り値が大きいほど広く(深く)なり、逆に絞り値が小さいほど狭く(浅く)なりま…

写真の撮り方 ~ 黒いものを黒く撮る方法 ~

黒いものが黒く撮れない理由 みなさんは、薄暗い場所で黒っぽいものを撮影したり、全体的に黒いものをアップで撮影したときに、黒ではなくグレーっぽくなってしまったことはありませんか? これは、デジタルカメラが画面全体が黒っぽくなったときに「さては…

写真の撮り方 ~ 白いものを白く撮る方法 ~

白いものが白くならない理由 みなさんは、撮影した白いものがそのままの白ではなくグレーになってしまったことはありませんか? デジタルカメラは、被写体の「色」ではなく「明るさ」を測定して露出(シャッタースピード、絞り、ISO感度)を決めているため、…

もうフィルムスキャナー不要!?デジタル一眼でフィルムを撮影しよう!

デジタル一眼でフィルムをデータ化する 昔撮ったフィルムをデジタルの画像データにするにはフィルムスキャナーを利用するのが一般的ですが、デジタル一眼カメラを持っていればかなり高画質な画像データにすることが可能なので、「今さらフィルムスキャナーを…

ちょっとおしゃれ!「レトロ調写真」の撮り方

レトロ調の写真を撮る方法 自宅でビールの王様「バドワイザー」の画像を撮影して、ちょっとオシャレなレトロ調の写真に仕上げてみました。 ① カメラ&レンズ カメラは管理人がメインで使っている富士フィルムの「X-T1」、レンズは純正のマクロレンズ「フジノ…

【自然写真の基本】~ 流れる水の撮り方 ~

シャッター速度:2秒 幻想的な「渓流」を撮影するためのポイント 渓流を写真で撮影する時の重要なポイントは「水の流れをどうやって表現するのか?」です。 動画の場合は、たくさんの画像を連続で見せることができるので、撮影するだけでそのまま水の流れを…

【撮影テクニック】X-T1 はハイライトの白飛びに注意しよう

ハイライトの白飛びに注意しよう 富士フィルムの「X-T1」は誰でも簡単にキレイな写真を撮影することができる優秀なミラレース一眼カメラですが、やはりハイライトの白飛びやシャドーの黒つぶれは起こります。 とくにハイライト(明るい部分)には粘りがなく…